タンノイとアキュフェーズ

 

某所より、タンノイのBalmoralとアキュフェーズのアンプ一式を譲り受けました。当社の試聴室で、比較参考用に活用させていただく予定です。

例によって、エッヂが硬化してボロボロに・・・

スピーカー屋だから、自分で直すのかと? それが時間がとれないので、修理屋さんにお願いしようか考え中です。

ところで、コーン紙をコンコンやると、意外に硬い音がするので、もしやと思ってユニットを外してみると・・・

なるほど、コーンの裏側に補強ビームが入っていました。その昔オートグラフを聴いたときにマッシヴな低音に感心した記憶があるのですが、40年ぶりに謎が解けました。コーン補強で有名だったのはRCAやビクター(表から見て分かるコニカルドーム)だったので、恥ずかしながらタンノイについては今更知ったところです。(^^; いやぁ、いい仕事してますねぇ。

今時は、高剛性コーンなどと言いながら、剛性の低い平織りカーボン繊維でごまかしていたりします。紙コーンでもこの様なコスト(手間、人件費)のかかる立体構造を作り込む事で、本来の高構造剛性が得られます。なんぼ特殊素材を使っても、立体構造にして剛性を稼がないと、本来の軽く、且つ高剛性な振動板にはなり得ません。音のしっかり感では、高構造剛性コーンが圧倒的に正しい!のですが、但し高剛性化に伴う強いキャラクターの解決は難しいので、コストダウンも兼ねて、一般的には補強ビームは必須ではないという事になってしまっている様です・・・良い音に加点するのは玄人でないと難しいですが、キャラクターや歪み音を減点するのは素人でも出来ます。商売としては無難な選択をせざるを得ないのが現実なのでしょうね。

当社の手作りユニットでも手の込んだ事をやっています。いい仕事を残したいものだと、改めて思った次第です。

 

 

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