測定をして思ったこと

先日パワーアンプの測定をした。その後、カソードにパスコンを取り付けて再度測定、出力が上がった。

ここで視聴してみた。最初は変わりないと思ったが、翌日再度聴いた。今度は音量を上げてみたせいか、音が生き生き鳴ってるようである。

ここで考えた。なぜよく聴こえる?以前パスコンを試したときは、音が作り物っぽくてダメだったじゃないか。

Ck無しの時は20Wほどで10%歪み。

Ck有りの時は30Wほどで10%歪み。

これか。まあ、実際歪みはリニアに(直線的に)出力と一緒に上がっていくわけではないが、実際に聴く音量の時の歪率が変わったのではないか。

例えば10Wで音楽を聴くとする。実際はそんな大音量では聴かないが、計算が楽なので。

歪が直線的に上がると仮定すれば、

Ck無しの場合、10Wでは歪率5%。

Ck有りの場合10Wでは歪率3.3%

低出力ではこんなに上がらないので1/10としても差が出るはず。

これが今回の結果か。

面白い。測定って、こんな考察もできるんだ。合ってるかは別だが。


ここでもう一歩進んでみる。

歪が増えるとウルサくなるが、真空管の音は歪の音ともいわれた。

一般にNFBが掛かると音が死ぬ、と言われる。

今回の測定結果から、「歪が減ったから」、「NFB」が減ったから」音が良くなったと思った。

じゃあ、歪が減ったから静かになったのか?NFBが減ったから音が生き生きしたのか?

測定結果からそう判断してはならない。


歪が減ったからそうなるはずだ、が、そう聴こえる、に代わってないか?

プラシーボ?危ない危ない。

視聴は客観的に、行いたい。


オーディオには、表現する用語(数値)がある。

S/N比

ダイナミックレンジ

周波数レンジ

指向性

音圧

歪率

ダンピングファクター

あれ?こんなもんか?

まあ、数値で表せないもの

解像度

抜け

音場感


ほんとはもう少し音を表現する何かがあると思う。

それを上記スペックだけで音が変わった、と判断する。

危ない危ない。

私もCkを付けて音が良くなった、と判断しそうになった。するかもしれないが、もう少し視聴を続けてから判断をしたい。

Ckが無い方が音が良いと思ってたが、世の中の真空管アンプはほぼすべてCkが付いてる。

なんで?頭(耳)おかしいんじゃないの?って思ってた。

今回測定しながらで、考えが変わりそうになった。

測定って、判断が難しい。

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