LCRフォノイコ 調整19 回路変更

ホームページを見てて、電流重畳の記事があった。今使ってる回路はこれ。



これをHPを参考に変更する。

トランスを通して12AU7に入るのを、抵抗を介して12AU7とA-8713に入るようにし、12AU7のカソードの出口、バイアス抵抗の手前で取り出し、A-8713の、巻き線の先ほどの反対側にコンデンサを介して繋ぐ。

イメージ的に、Ebbトランスから真空管へ一方通行だったのが、トランスと真空管が抱き合って相互動作、頭から給電って感じか。

回路がどうも対処療法の様で気に入らない。トランスを負荷抵抗として使ってた方が良いのに、コンデンサで直流を切ってグルタングルタン・・・。あー気に入らない。

ちょうど参考にしたHPの回路は12AU7の半分で使ってた。トランスは2.5kΩ:300Ωだからかなり近い動作例ではないか。

コンデンサは0.7μF、抵抗は43kΩ、カソード抵抗は1.3kΩだった。

私は12AU7をパラで使ってるので値は半分だ。

負荷抵抗は43kの半分くらいということで24kΩとした。

カソード抵抗はそのまま。

コンデンサは1μF位のが無い。5.6μFというのがあるが大きすぎ、高域減衰しちゃうのではないか?

部品箱を見ていたら、0.47μFが4個出てきた。これをパラで0.94μFとして使おう。

電圧を測定し、プレート抵抗24kΩの入口で270V、出口で100V。結構下がったな。それでも1.2Wくらいなはず。取り付けた抵抗は2Wくらいあるだろう。

念のため、出力抵抗を1MΩから470kΩに戻しておいた。



それまでA-81トランスでDL-103FLを昇圧、TAE-4型に入れていた。耳が慣れたのか曇った感じは無く普通にいい音を出していた。

あれっ、これより良い音出すのは厳しくねか?」

そんなこと思いながらフォノイコだけ入れ替え。

音出し。

だめだこりゃ。対処療法が頭から離れない。

音場が下の方、中音は歪っぽい。低音なんて前とあんま変わらない。

HPでやってたのも、とりあえず音が出れば良い、くらいで改造したんだろうな。

やっぱ、元設計通り、ハシモトのトランスじゃないとダメなんだな。

回路コピーなんて、機器の定格合わせただけじゃ、ダメなんだな。

悟った。自作は難しい。



風呂入って、夕飯取って、再度試聴。

あれ?良くなってねか?

さすがに下までは伸びてないが、量感は増えた。

正直、以前のA-8713を使った時の中高音は、重畳電流によるトランスの直流磁化と、インピーダンスの異常で、広がりすぎだろう。まともな動作になればCR型程度の抜けに成ったりしないかな?と心配はあった。

まあ、超高域は伸びてないかもしれないが、以前より中音が生き生きしてる。単独・独立して音が飛んでくる。音色は若干硬さのようなものが付いてるが、不満なほどではない。多分カソード~トランス間のイェンセンのオイルコンデンサの所為だと思う。だとしたらこの透明感は驚異的かもしれない。


最初は回路を見たとき、12AX7とA-8713が別々に動作するようなイメージが有った。

JU管工房の人も逃げでやってんだろう、そうな風に誤解してた。

よく見ると、給電の位置が分からんが、出力管のOPTとのシングル動作と一緒じゃん、そんな風に思えてきた。

今思うと、頭の上から降ってくるような音場の高さが欲しいが、もう少し鳴らしてから判断しよう。


最近パワーと言い、プリと言い、調整が上手くいっている。

あとは12AU7の動作点を調べて、良いところを探そう。

今のは12AU7には厳しい使い方かもしれない。

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