iPhone 5cでドコモメールをMVNO回線で利用する

 IIJmioの回線で運用しているiPhone 5cに、メイン回線のドコモメールが利用できるように設定をしたので手順をメモしておく。もちろん、spモード契約があるドコモ契約の回線であればドコモからiPhone初期設定用のプロファイルが配布されているのでこうした面倒な手順は必要ない。
 なお、以下のスクリーンショット中のアカウントやメールアドレスはすべて架空のものだ。

 iPhoneのホーム画面に配置されている「設定」のアイコンをタップして「メール/連絡先/カレンダー」を選択。Androidで言えば「アカウント」だが、メールや連絡先アプリの共通設定も一緒になっているところが違いか。「アカウントを追加」を選び、よく見るサービス選択画面で「その他」をタップ。

「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」 「アカウントを追加」をタップして、「その他」を選択」

 「メールアカウントを追加」を選ぶと、いよいよ新規アカウントの設定画面。新規アカウントの画面では「名前」欄にメール送信者名、「メール」欄に設定したいドコモメールのアドレス、「パスワード欄」にはdocomoIDのパスワードをそれぞれ入力する。説明欄は任意に入力が可能だ。

「メールアカウントを追加」を選択 「新規アカウント」の設定画面で基本情報を入力

 続いてサーバの設定だ。
 受信メールサーバのホスト名は「imap2.spmode.ne.jp」で、ユーザ名とパスワードはdocomoIDのものをそれぞれ入力する。送信メールサーバではホスト名が「smtp.spmode.ne.jp」に変わるが、ユーザ名とパスワードは受信メールサーバと同様にdocomoIDのもの。
 入力した後で「次へ」を選択すると「検証中」と表示され、設定したdocomoIDやパスワードを使って接続のテストが行われる。この検証作業が場合によっては3分近くかかることもあったので、完了が出るまでしばらく待つのがポイントだ。この作業の中で通信に利用するポート番号も適切に設定されているようだ。

受信メールサーバ及び送信メールサーバの設定を入力 「検証中」画面でしばらく待つのがポイント

 下記の画面が表示されたら完了。「保存」を選択して先へ進む。「メモ」については後述するが、とりあえずONのままにしておく。
 改めてアカウントの画面を確認すると、先ほど設定したドコモメールがたしかに表示されている。

この画面に遷移すれば成功。「保存」をタップ。 アカウントに「ドコモメール」が追加された

 メールアプリを起動してドコモメールのフォルダにアクセスするには、メールボックスの画面の下の方にあるアカウントから「ドコモメール」を選択する。また受信BOXだけなら画面上部の「ドコモメール」からアクセスできる。なお、このリストには送信BOXなど任意のフォルダを「編集」→「メールボックスを追加」から追加したり不要なフォルダを非表示にすることができる。

ドコモメールの全フォルダにアクセスするには画面下の「アカウント」から 上部に表示するフォルダは「メールボックスを追加」から設定が可能

【2014/08/03 一部追記】
 ドコモメールの設定を行ったiPhoneのメールアプリとAndroidのドコモメールアプリとのフォルダ対応関係は以下のとおり。「Notes」と「Deleted Messages」「Sent Messages」はiPhoneで機能を利用すると初めてIMAPサーバ上に作成されるフォルダだ。
iPhoneメモアプリとドコモメールアプリのフォルダ対応関係

 トリッキーな扱いになるのは「ごみ箱」と「送信済み」で、iPhone側で削除したメールは、iPhoneでは「ゴミ箱」に移動されるがドコモメールアプリでは「Deleted Messages」に格納されている。逆にドコモメールアプリで削除したメールはドコモメールアプリの「ごみ箱」に保存されるが、iPhone側では「Trash」に格納される。送信済みメールも同様で、iPhone側の「送信済み」はアプリでは「Sent Messages」に格納され、アプリの「送信BOX」のメールはiPhoneの「Sent」に格納される。

 不便な仕様だと思いながら使っていたのだが、調べてみると解消方法があった。iPhone側で「送信済メールボックス」「削除済メールボックス」をサーバ上のどのフォルダに割り当てるか設定できるのだ。
 「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「ドコモメール」→「アカウント」→「詳細」→「メールボックスの特性」だ。「送信済メールボックス」を「Sent Messages」から「Sent」に、「削除済メールボックス」を「Deleted Messages」から「Trash」にそれぞれ変更して、アカウントの画面で「完了」をタップすれば設定完了だ。iPhoneのメールアプリで「Sent」「Trash」のフォルダが表示されなくなり、それそれ「送信済」「ゴミ箱」からアクセス可能だ。
 ただし、「Sent Messages」に入っているメールを送信済みフォルダに移動できるわけではないので、初期設定段階で設定しておいた方がよいだろう。空になった「Sent Messages」「Deleted Messages」フォルダは削除しておけばよい。

アカウント詳細設定画面で「メールボックスの特性」を変更 iPhoneの「送信済み」を「Sent」に割り当てて解決する

 さて、ドコモメールアプリに出現した「Notes」フォルダは、先ほどiPhoneでのIMAP設定にあった「メモ」機能が作成したものだ。
 iPhoneの「メモ」アプリを起動すると、メモが利用できるアカウントが表示されるので「ドコモメール」を選択する。

「メモ」はメモアプリと連携している メモアプリを起動して、ドコモメールのアカウントを選択

 こうしてドコモメールアカウントに紐付けて作成したメモは、ドコモメールアプリでは「Notes」フォルダに保存されて共有が可能になるというわけだ。

iPhoneのメモアプリでの入力画面 ドコモメールアプリでの確認画面

 いまさら感は強いのだが、せっかくなので「ドコモ絵文字」(リニューアル前)をふんだんに織り込んだメールをドコモメールアプリで作成しiPhoneのドコモメールアカウントで開いてみた。かつてのドコモ総合カタログで「原寸大画面一覧」の表示例として使われていた「名文」である。たしかに文字化けなく変換されているが、見た目から受ける印象は随分違うなぁ。

ドコモ絵文字をふんだんに盛り込んだメールをドコモメールアプリで作成 iPhoneでのドコモ絵文字の表示 

 あくまで予備の環境として設定していてシビアに利用したわけではないが、特段の問題はないようだ。メイン回線と同じドコモメールがiPhoneでも読み書きできるようになった。

【参考】

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